まさに氷河期での戦

東京のオフィス街で勤務しています。

最近よく見かけるのが、リクルートスーツの大学生の姿。

皆、びっしり決めているけど表情は真剣さと不安さがにじみ出ています。

女子学生のひざ丈スカートにストッキング、パンプスの足元がなんとも寒そうです。

大寒波が来ようが、大雪が降ろうが同じ。

この姿は、5年前の私の姿。

毎日セミナーや面接をいくつも掛け持ちして走りまわったものです。

道に迷って時間に間に合わないかと泣きそうになったこともありました。

お金の節約とパワーをつけると自分に言い訳してお昼ごはんにはよく牛丼食べたものです。

あのころは、金融系はスキッパーではなく上まで留まるボタンのブラウスで二つボタンのジャケットじゃないと落ちるとか、スーツで来ないでと言われてもスーツで行かないといけないとか、OB懇談会で合否が決まるだとか、様々な噂や都市伝説が飛び回ってそれにいちいち翻弄されていました。

それくらい学生は必死なのです。

必死すぎて面接で泣き出すばかりか倒れる人もいるくらい。

なので、企業の人事部の皆様には学生を弄ぶことなく真剣に選考してほしいですね。

そんな苦労して入った会社を3年で辞めて専業主婦やってるヤツが言うのもなんですが。